自然と歴史、カトリック文化の島
久賀島(ひさかじま)は周囲約63kmの小さな島ですが、急峻な地形と複雑な海岸線が美しい景観を作り出しています。42人の殉教者を出した「牢屋の窄」は現在、史跡になって教会(写真右上)が建っています。毎年10月には、殉教祭が行われ、全国からカトリック信者の巡礼が絶えません。また、白亜が美しい浜脇教会(写真左上)は、福江側から久賀島に近づく時に遠くから眺められる高台に建っています。旧五輪教会(写真下)は国の重要文化財に指定されている、下五島では最古の教会建築(明治14年築)です。